オハナの石けん作り

石けん生活

手作り石けんの難点は溶け崩れの早さです。すぐにトロトロ柔らかくなってしまい、泡立ちもなくなってしまうのはとても残念でもったいないです。石けんの使用後は、通気の良い場所で水キレの良いソープディッシュを使い、最大限に長持ちさせて最後まで存分に堪能して頂きたいです。洗顔用などは旅行用サイズ程度にカットを小さくして使うのもお薦めです。また使用前の保存は、クッキングシートの様な油に強く通気性のある紙に包む等した上で、香りが飛ばないように蓋のある箱などに閉まっておく様にしています。

お風呂

石けん生活を存分に楽しんで頂けるのは、なんと言ってもお風呂です。
肌の状態や季節の変化を感じながら使う石けんを選んだりします。
お風呂場にはいつもソープディッシュを3つ並べ、顔、体、髪、それぞれの専用石けんを決めています。
顔用には石けんに含まれる成分を一番に考えたもの、体用には香りと保湿力があり大きめカットのもの、減りが早い髪用石けんには溶け崩れしにくいように硬めで、香りの良いサッパリめのものが私の定番です。

台所

石けんを卸し金ですり卸し、水に溶かして石けん水にしたものを台所のハンドソープにしています。時間が経って香りの飛んでしまった石けんを使うなどしてもいいと思います。
抗菌効果のあるローズマリーやユーカリのエッセンシャルオイルで香り付けをするのもお薦めです。
油のべたつきはすっきり落ちる上に肌はしっとりするのでかなり嬉しい存在です。
ただ、寒い季節には分離してしまうので湯煎して溶かし直したり、濃度を薄めにして使っています。
もちろん固形のまま使って全く問題ないのですが、液体にしてソープディスペンサーに入れておけば、楽ですし周りも汚れません。

お掃除

クエン酸と重曹、そして台所用に作った石けん水が、お掃除の時には大活躍します。
まず、トイレやお風呂場などの水垢にはクエン酸です。水に溶かしてスプレーで吹き付けたり、少量の水を加えて練り状にして汚れを直接こすったり、使い易い方法を自分なりに探してみると楽しいです。お風呂用には石けん水に重曹とクエン酸を溶かしたものを使っています。泡で噴射されるスプレー容器に入れておくと便利に使えます。
台所の油汚れには何と言っても重曹です。換気扇などの汚れには、少量の水で練ったものがとても役立ちます。
ご紹介しているお掃除方法はかなりの自己流ですが、重曹やクエン酸を購入すると袋に使用用途が紹介されている事も多いですので、是非参考にしてお試しください。環境に優しく、ご自身の体にも優しいお掃除洗剤になります。