オハナの石けん作り

手作り石けんの魅力

フランスで買ったマルセイユ石鹸を初めて使った時、そのまろやかな使い心地に驚きました!
日本でも買えないものかと探していた所に家で作れると言う事を知り、それがオハナの石けん作りの始まりです。
石けんは油から作られますが、使用する油で出来上がる石けんの性格が全く変わります。マルセイユ石けんのオリーブオイルもそうですが、肌にたくさんの恵みを与えてくれる油の個性を知り、世界に一つ、自分のためだけの石けんを作れるなんてまさに贅沢です。それに、材料から自分で集め、納得行くものだけで作った石けんを使うほど安心で健康的な事はないと思うのです。

手作り石けんは、油と苛性ソーダを加熱せずにゆっくりと鹸化(「石鹸化」させる科学反応の呼称)させ、時間をかけて熟成させるコールドブロセスと言う製法で作られる事が多いです。石けんの製造過程ではグリセリンと言う保湿成分が自然と生成されますが、グリセリンは化粧品に多く利用されるために多くの市販の石けんからは抜かれてしまう場合が多いそうです。このグリセリンがたっぷり含まれている事も、手作り石けんの大きな特徴です。
オハナの石けんは、オリーブオイルやアボカドオイルを中心に植物性油脂のみを使用して、約2ヶ月間熟成させています。油は数種類を配合したり一種類のみで作ったりと様々ですが、使用用途や肌の状態をその都度思いながら、心を込めて出来上がりを楽しみに作っています。